マスターの週末マーケット分析 (2023年3月19日)

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本記事は2023年3月19日時点、マスターの備忘を目的に、週末時点のマーケット分析記事です。
(マスター独自の用語を使うこともありますが、今のところ解説の予定はありません。)

翌週に反省を追記するようにしますので、事後的な参考情報として使用ください。

※こちらに掲載してある情報はあくまでマスターの備忘録が目的です。

※各商品の売買等に関する助言や勧誘などを行うものではありません。

※投資判断は全て自己責任で、損益も自信の判断結果として捉えるようお願いします。

目次

マーケット概況

米国10年債利回は、クレジットイベント継続、3.4%抜ければ下降トレンド濃厚。3.6-3.2%のレンジ想定。ヘッドラインに注意。
大局は変わらずドル安。債権市場の下降に対してドルが下げないのは、ドル高成分を含んでいる可能性。
⇒ 3/26振り返り:先週の10年債3.6割れに続いて3.4割れ、ドル安も追従を開始した。

商品市場はリスクイベントもあり原油安がけん引、全体感では下降トレンドに戻った
原油暫くは下目線だが、短期的に売られすぎており、戻り売りを待ちたい相場
ゴールドはドル安とリスクオフ等全てが見方について上昇、押し目買い戦略は継続
⇒ 3/26振り返り:やはり原油が反発の動きを開始し、ゴールドも再上昇した。

ダウは日足レベルでは下降トレンド、先週同様、32600あたりのサポートまで戻り売りを待ちたい。
日経も先週同様、出来るだけ28000近くまで引き付け戻り売りをしたいところ。月足上昇・週足下降のレンジ終盤。
⇒ 3/26振り返り:ダウ・日経とも反発を示しており、ショートせずに待つことで大正解。

ユーロドルはドル安とリスクオフでレンジ化する可能性。先週同様、新規ロングは待ち。
ドル円はテクニカル的にも下降条件が継続、戦略としては戻り売り継続。次の戻り目安は134近辺か
⇒ 3/26振り返り:ユーロドルは上昇したが大きく戻してレンジ化、ドル円は下降を継続した。

※現在の相場状況:逆金融相場

詳細分析

米国10年債利回り

【週足】
・サイクル:大陰線で上昇チャネル下抜け、戻さないならレフトトランスレーション目線へ。
・オシレーター:MACD・ストキャスは下降サイン継続。
⇒ 3.6%を明確に割り3.4%まで下落、すぐにチャネルに戻らない限り下降トレンド入りと見る。
【日足】
・サイクル:第一MC、レフトトランスレーション。
・オシレーター:MACD・ストキャスが強い下降サイン点灯、移動平均乖離率は下限ピークで維持。
⇒ 200EMAの3.4%で耐えているが割れば下降が強まる、20EMAの3.6%まで戻してサポレジ転換の可能性もあり。
【4時間足】
・サイクル:第三4HC、序盤の上昇終了によりレフトトランスレーションの可能性。
・オシレーター:MACDもストキャスは強い下降サイン→レンジ。
⇒ レンジ気味だが下降トレンドは継続中、このまま3.4割れすれば月足3.2までは下降する可能性あり。

ドルインデックス

【週足】
・サイクル:変わらず。トレンドラインがサポートする限りはライトトランスレーション目線。
・オシレーター:変わらず・MACD、ストキャス下降から反転傾向、転換サインはまだ。
⇒ 106抵抗となり101とのレンジ継続。市場不安で下げないのはドル高が含んでいる可能性。
【日足】
・サイクル:変わらず。第一MC、ライトトランスレーション終盤。
・オシレーター:MACDとストキャスが下降サインが点灯、移動平均乖離率は0ライン近辺でレンジ継続。
⇒ やはり金利ほど反応が薄い。まだ上昇押し目の範囲内。FOMCでレンジ抜けするか見定めたい。
【4時間足】
・サイクル:第三4HC、レフトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACDもストキャスはレンジだが下押し圧力が強い状況。
⇒ 変わらず。金利から遅れて下降開始している印象。この場合は101目指すことになりそう。

CRB指数

【週足】
・サイクル:下降チャネルに戻りレフトトランスレーション確定と見る。
・オシレーター:MACD・ストキャスともに下側レンジ続行。
⇒ ドル安よりも原油安牽引で下降、250近辺が目安。戻っても266で戻り売り目線。
【日足】
・サイクル:変わらず。第二MC突入の可能性、その場合はレフトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACD、ストキャスは強い下降サイン継続。移動平均乖離率は下側ピーク入り。
⇒ 大局はドル安だが下降チャネルセンターラインもあり、一度反発の上昇が来る可能性あり。

原油CFD

【週足】
・サイクル:レフトトランスレーション確定、サイクル終盤に注意。
・オシレーター:MACDとストキャスは強い下降サインへ戻った。
・COTレポート:変わらず。実需筋の買いサインもまだ。
⇒ 去年からの下降チャネルに完全に戻った。月足水平線の65で反応。
【日足】
・サイクル:第二MC、レフトトランスレーション確定。
・オシレーター:MACD、ストキャスは強い下降サインに戻った。移動平均乖離率は下側ピーク入り。
⇒ 下降チャネルセンターラインにも反応中、20EMAとサポレジ転換の72あたりは戻り売りポイント。
【4時間足】
・サイクル:第三4HC、レフトトランスレーション確定。
・オシレーターストキャス・MACDは強い下降サイン継続中。
・原油金レシオ:原油安金高の方向へトレンド入り。
⇒ 65下抜けすれば一気に走りそうだが、テクニカル的には72近辺で戻り売りするのがセオリー。

ゴールドCFD

【週足】
・サイクル:ライトトランスレーション確定目線。
・オシレーター:MACD・ストキャスは強い上昇サイン継続。
・COTレポート:1~2ヵ月で再度、実需筋の買いサイン出る可能性も。
⇒ 相場の大局・ヘッドライン・テクニカル全てで上昇目線。逆に押し目買いが難しい。
【日足】
・サイクル:第一MC、ライトトランスレーション確定。
・オシレーター:MACD・ストキャスが強い上昇サイン継続。移動平均乖離率も上側ピーク入り。
⇒ 押しは最低でも日足の+1σ割れまでは待ちたい。
【4時間足】
・サイクル:第二4MC終盤、ライトトランスレーション確定。
・オシレーター:変わらず。ストキャス・MACDの強い上昇サイン継続。
・銅金レシオ:上昇チャネルの下割れ、下降トレンド入り(銅安金高)。
⇒ ここまで強いと20EMAに触れない可能性もあるので、早仕掛けはロット管理に注意する。

ダウCFD

【週足】
・サイクル:レフトトランスレーション目線
・オシレーター:変わらず。MACD・ストキャスで下降サイン継続。
・COTレポート:変わらず。実需筋の買いサインはまだ。
⇒ 目線は下だが下降チャネルセンターライン、下は200EMA、上は20EMAが目安。
【日足】
・サイクル:第一MC、レフトトランスレーション確定。
・オシレーター:変わらず。MACD、ストキャスの強い下降サインが継続。移動平均乖離率も下降継続。
⇒ 下髭も多く20EMA~+1σまでは戻すなら押し目を狙いたい。
【4時間足】
・サイクル:第二4HC、レフトトランスレーション終盤。
・オシレーター:ストキャスとMACDは上昇サイン中だが、反転下降リーチ。
⇒ テクニカル的には抵抗が多く、32600水平線のがサポートまで待ちたい。

日経先物

【週足】
・サイクル:変わらず。ライトトランスレーション目線、終盤。
・オシレーター:MACDとストキャスの上昇サインが反転リーチ。
⇒ 下降チャネル突破は成らず、20EMA突破されるも月足トレンド線でサポート。煮詰まりレンジ継続か。
【日足】
・サイクル:新サイクル突入、サイクル序盤の上昇が続くか注目。
・オシレーター:MACD・ストキャスが強い下降サイン点灯。移動平均乖離率はまだ下げきっていない。
⇒ ヘッドライン次第だが、このままレンジ形状になる可能性もあり。売るにしても戻りを待ちたい。
【4時間足】
・サイクル:新サイクル突入、サイクル序盤の上昇中。
・オシレーター:ストキャス・MACDは上昇サインで反転中。
⇒ 先週終値を下抜けば先週安値までは落ちそうだが、出来るだけ28000に引き付けての下降3波をとりたい。

ユーロドル

【週足】
・サイクル:変わらず。新サイクル突入の可能性。序盤なのでいったんは上目線。
・オシレーター:変わらず。MACD、ストキャスの勢いが減退して下降間近。
・COTレポート:実需筋で売りサイン点灯。数週以内に大きな下落の可能性注意。
⇒ 大局ドル安だが、COTレポートの売りサインが気になる。ドル安ユーロ安で下降まで押し目買い待ちか。
【日足】
・サイクル:新サイクルの可能性。
・オシレーター:MACDとストキャスで上昇サイン点灯。移動平均乖離率は変わらず中段でレンジ。
⇒ 変わらず。長期的な上昇目線でも押しが甘いため、もう一段の下落の可能性。明確なトレンドラインブレイク待ち。
【4時間足】
・サイクル:第一4HC、ややライトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACDとストキャスともにレンジ状態。
⇒ 上位足の状態から考えてもレンジ化する可能性高い。万が一急な下落があれば拾いたいところ。

ドル円

【週足】
・サイクル:変わらず。レフトトランスレーション終盤。
・オシレーター:MACD・ストキャスでは再度下降サイン点灯。
・COTレポート:実需筋サインがもうすぐ売りサイン点灯の可能性。
⇒ リスクオフ等も踏まえて下降トレンドが主流と考えるが、134くらいまで戻す可能性もあり。
【日足】
・サイクル:変わらず。第三MC中盤、序盤の上昇中で判断難しいがレフトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACD・ストキャスで反転下降サインが点灯。移動平均乖離率も下降方向を継続。
⇒ 20EMAまで戻れば売りをしかけていきたい。
【4時間足】
・サイクル:第三4HC、レフトトランスレーション終盤
・オシレーター:強い下降サインで継続。
⇒ 先週同様、サポレジ転換と+1∑が見れたらショートを入れたい。

マスター

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