マスターの週末マーケット分析 (2023年3月12日)

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本記事は2023年3月12日時点、マスターの備忘を目的に、週末時点のマーケット分析記事です。
(マスター独自の用語を使うこともありますが、今のところ解説の予定はありません。)

翌週に反省を追記するようにしますので、事後的な参考情報として使用ください。

※こちらに掲載してある情報はあくまでマスターの備忘録が目的です。

※各商品の売買等に関する助言や勧誘などを行うものではありません。

※投資判断は全て自己責任で、損益も自信の判断結果として捉えるようお願いします。

目次

マーケット概況

金利は、SVBショックで大幅下落、3.6%を割れば転換の可能性もあり。CPIにも注意。
債権市場が少し早く反応している印象、ドル安はこれから加速する可能性もあり得る。
⇒ 3/18振り返り:遂に10年債3.6割れ、マーケットの様相も転換した。

商品市場は下降トレンドの終了はまた騙しとなった。ドル安と原油安の駆け引きでレンジになるか。
原油短期的にはドル安で上目線だが、景気後退懸念もあってレンジ化が続く可能性。
ゴールドはドル安やリスクオフが見方になる可能性高く、押し目買い戦略を継続したい。
⇒ 3/18振り返り:不安心理で原油安が牽引し、商品市場は下降相場に突入。予想通りゴールドだけは上昇相場入り。

ダウは日足レベルでは下降トレンド、特に32600あたりのサポートを見たら戻り売りを戦略をとりたい。
日経も同様だが、ドル安でダウより下落する可能性もある。出来るだけ28000近くまで引き付けたい
⇒ 3/18振り返り:予想通りダウ<日経で戻りもなく大幅下落、急騰も挟み難しい相場となった。

ユーロドルはリスクオフでもう一段下げる可能性もある、上目線だが新規ロングは少し様子見したいところ。
ドル円はテクニカル的にも下降の条件が揃い、135.3のサポレジ転換で戻り売りを積んでいきたい
⇒ 3/18振り返り:ユーロドルは下げたがレンジの範囲となった。ドル円も方向感は正解だが上下に揺さぶる相場となった。

詳細分析

米国10年債利回り

【週足】
・サイクル:変わらず、上昇チャネル内で高値抜け、ライトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACD・ストキャスは反転しそうだったが再度下降方向へ。
⇒ 上は4%がレジスタンスとなり、SVBショックで下落。3.6明確を明確に割ると下降トレンド初動へ。
【日足】
・サイクル:変わらず、上昇チャネル内で高値抜け、ライトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACD・ストキャスが下降サイン手前。移動平均乖離率も一度に下限ピークへ。
⇒ 日足レベルでは継続して上目線だったが、SBVとCPIが重なって一度に下落する可能性あり。
【4時間足】
・サイクル:第二4HC、ライトトランスレーション目線はレフトトランスレーションへ変更。
・オシレーター:MACDもストキャスは強い下降サインへ転換。
⇒ 時間足では下降トレンドだが日足では押し目の範囲、下降が続くかどうかを見定める時期。

ドルインデックス

【週足】
・サイクル:変わらず、トレンドラインがサポートする限りはライトトランスレーション目線。
・オシレーター:変わらず、MACD、ストキャス下降から反転傾向、転換サインはまだ。
⇒ 変わらず、106抵抗となり101とのレンジ。SBV踏まえると下降して再度101目指すか。
【日足】
・サイクル:第一MC、ライトトランスレーション終盤。
・オシレーター:MACDとストキャスが強い上昇が継続、移動平均乖離率は0ライン近辺でレンジ継続。
⇒ 金利ほどは反応せず、上昇押し目の範囲に留まる。週足線の抵抗もありレンジが続く可能性あり。
【4時間足】
・サイクル:サイクル早まり第三4HC突入の可能性。この場合はレフトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACDもストキャスで強い下降サイン点灯。
⇒ 金利から遅れて下降開始している印象。この場合は101目指すことになりそう。

CRB指数

【週足】
・サイクル:変わらず、新サイクルは下降チャネルに戻りレフトトランスレーションの可能性を考える。
・オシレーター:MACD・ストキャスともに下側レンジからの反転リーチは不発、下側レンジ続行。
⇒ 266割れて下降トレンドは続行だが、ドル安よりも原油安牽引で266以下に定着するなら下降再開か。
【日足】
・サイクル:第二MC突入の可能性、その場合はレフトトランスレーション目線性。
・オシレーター:MACD、ストキャスの上昇サインは不発、移動平均乖離率と一緒にレンジ化。
⇒ いったんは安値抜いたので下げる可能性あるが、ドル安により上昇→レンジとなる可能性。

原油CFD

【週足】
・サイクル:変わらず。まだレフトトランスレーションの範囲内。
・オシレーター:MACDとストキャスは下側レンジから上昇サイン再点灯がまた再不発へ。
・COTレポート:変わらず。実需筋の買いサインもまだ。
⇒ 去年からの下降チャネルを上抜けしたがダマシとなった。完全に戻るか再上昇か見定めたい。
【日足】
・サイクル:変わらず。第二MC、レフト目線だったが安値切り上げライトトランスレーションの可能性。
・オシレーター:変わらず。MACD、ストキャス、移動平均乖離率全てでレンジ揉み合い中。
⇒ SVBやCPIでレンジブレイクを期待。それまではレンジトレードがベター。
【4時間足】
・サイクル:第三4HC突入の可能性。まずはサイクル初動の上昇か。
・オシレーター:先週は下落サインだったがストキャス・MACDで上昇サインが点灯。
・原油金レシオ:レンジ内継続で判断は難しいが、原油高金安へ反発しそう。
⇒ レンジ継続だが短期的には上目線に優位性を感じる。

ゴールドCFD

【週足】
・サイクル:新サイクル突入の可能性、ライトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACD・ストキャスは強い上昇サインへ戻った。
・COTレポート:実需筋の売りサインへ少し近づいていたが、再度買いサイン出る可能性も。
⇒ 20EMAでサポート後、下髭も強く、リスクオフも味方して上目線の継続。
【日足】
・サイクル:第一MC、ライトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACD・ストキャス・移動平均乖離率が上昇サインへ転換。
⇒ 高値更新、ダブルボトム後の上昇3波になる可能性、基本は押し目買い目線。
【4時間足】
・サイクル:第一4MC終盤、ライトトランスレーション。
・オシレーター:変わらず。ストキャス・MACDの強い上昇サイン継続。
・銅金レシオ:変わらず。去年からの下降は終了、上昇チャネル内の下降フェーズ(銅安金高)。
⇒ トレンドが続くなら20EMAや⁻1σの押し目買い戦略でいきたい。

ダウCFD

【週足】
・サイクル:新サイクルの上昇終了でレフトトランスレーションの可能性。
・オシレーター:MACD・ストキャスで下降転換リーチ→下降サインへ。
・COTレポート:変わらず。実需筋の買いサインはまだ。
⇒ 12月の安値抜き、SVBショックで続落するなら200EMAの31000目指す可能性。
【日足】
・サイクル:第一MC、レフトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACD、ストキャスの強い下降サインが継続、反転ならず。移動平均乖離率も再下降。
⇒ 20EMAで綺麗に落ちて200EMAのデッドクロス前、戦略的にはまた戻り売りを狙いたい。
【4時間足】
・サイクル:第二4HC、レフトトランスレーション中盤。
・オシレーター:ストキャスとMACDは強い下降サインが継続。
⇒ +1σまできたら戻り売りしたい、ちょうど32600水平線のサポートが見えると尚良し。。

日経先物

【週足】
・サイクル:変わらず。ライトトランスレーション目線、終盤。
・オシレーター:変わらず。MACDとストキャスで強い上昇サインが点灯。
⇒ 下降チャネル突破は成らず、しっかり戻してきたのでまずは20EMAまでは下降する想定。
【日足】
・サイクル:変わらず。第一MC、ライトトランスレーション終盤。
・オシレーター:ストキャス下降サインで反転加工リーチ。移動平均乖離率のダイバージェンス下降に注目。
⇒ 新サイクル上昇で多少戻しても、戻り売りに狙われる想定。日足トレンドラインを割る時期を考えたい。
【4時間足】
・サイクル:第三4HC、ライトトランスレーション終盤。新サイクル上昇に注意。
・オシレーター:ストキャス・MACDで強い下降サインが点灯。
⇒ 基本は下目線だが今すぐのショートは危険地帯、28000まで戻れば売りやすい。

ユーロドル

【週足】
・サイクル:新サイクル突入の可能性。序盤なのでいったんは上目線。
・オシレーター:変わらず、MACD、ストキャスの勢いが減退して下降間近。
・COTレポート:変わらず、実需筋がもう少しで売りサイン。
⇒ ドル安方向が濃厚なのでサイクルボトムをつけたのならば、上昇をとりにいきたいところ。
【日足】
・サイクル:新サイクルの可能性。
・オシレーター:MACDとストキャスで反転上昇リーチ、移動平均乖離率は中段ど真ん中でレンジ。
⇒ 変わらず。長期的な上昇目線でも押しが甘いため、もう一段の下落の可能性。明確なトレンドラインブレイク待ち。
【4時間足】
・サイクル:第一4HC、ややライトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACDとストキャスともに強い上昇サインが点灯。
⇒ リスクオフでもう1つ底を作った方がロングしやすいが、日足ブレイクしたなら押し目買いを打ちたい。

ドル円

【週足】
・サイクル:変わらず。レフトトランスレーション終盤。
・オシレーター:MACDがゴールデンクロスでたが、ストキャスの上昇リーチが消えた。
・COTレポート:変わらず。実需筋サインは中立
⇒ 137反落からサイクル終盤の円高下降が開始する可能性。
【日足】
・サイクル:変わらず。第三MC中盤、序盤の上昇中で判断難しいがレフトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACD・ストキャスで反転下降リーチ、移動平均乖離率も下降方向へ。
⇒ 20EMAがサポートしたが上昇ラインはブレイク、戻り売りのタイミングをとりたい時期。
【4時間足】
・サイクル:第三4HC、レフトトランスレーション目線。
・オシレーター:強い下降サインが点灯。
⇒ 135.3のレジスタンス割れたので、サポレジ転換と+1∑が見れたらショートを入れたい。

マスター

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