本記事は2023年4月16日時点、マスターの備忘を目的に、週末時点のマーケット分析記事です。
(マスター独自の用語を使うこともありますが、今のところ解説の予定はありません。)
翌週に反省を追記するようにしますので、事後的な参考情報として使用ください。
※こちらに掲載してある情報はあくまでマスターの備忘録が目的です。
※各商品の売買等に関する助言や勧誘などを行うものではありません。
※投資判断は全て自己責任で、損益も自信の判断結果として捉えるようお願いします。
マーケット概況
米国10年債利回は、日足でトレンド転換。強固な3.2%突破のために、一度上昇するフェーズと考える。
大局は変わらずドル安だが、レンジ抜け前の燃料補給の上昇フェーズに入った可能性。
⇒ 4/22振り返り:ドル高フローが継続、経済指標の悪化があり、値動きは限定された。
商品市場はOPEC減産の上昇が定着。下降トレンド転換の序章の可能性が高い。
原油はロングチャンス。押し目が来ない可能性もあるので、小ロット&分割で引き付けて狙いたい。
ゴールドはドル高で下降想定だが、1960で止まる可能性。1960で打診買いは試したい。
⇒ 4/22振り返り:原油は大幅調整となりロングは失敗だが、ゴールドの下げでしっかり利益が出せた。
ダウは34000の抵抗が続くなら売り仕掛けが優位と見る。買いは突破するか押し安値を待ちたい。
日経はダウより上昇傾向が見られ、買いも売りも難しい。明確なサインまで様子見としたい。
⇒ 4/22振り返り:やはり日経よりもダウの方が仕掛けやすかった。日経先物のトレード欲は今後の課題。
ユーロドルは変わらずレンジ目線。大局は上昇と見るが、先週同様、1.10を背に短期ショート狙い。
ドル円はレンジ感が強まっており、明確なサインまで取引はしたくない場面。
⇒ 4/22振り返り:どちらも本格的にエントリーを避けて良かったと思える動き。週末分析は今後も従うべき。
※現在の相場状況:逆金融相場
詳細分析
米国10年債利回り
週足 | 米国10年債利回りのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:変わらず。僅かに安値も更新し、レフトトランスレーションが優勢。 今回:変わらず。レフトトランスレーション目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:変わらず。下降サイン継続。 今回:変わらず。 |
総括 | 変わらず3.6-3.2レンジ継続中。いずれ下抜けする可能性は高いと考える。 |
日足 | 米国10年債利回りのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第二MCだとたら安値更新で、レフトトランスレーション。今から第二MCなら上昇注意。 今回:第二MC、4/6をサイクルボトムとして引き直し。 |
MACD・ ストキャス | 前回:上昇反転リーチだったが、強い下降サインへ戻った。 今回:上昇反転サインが点灯。暫く上昇の可能性。 |
移動平均 乖離率 | 前回:再度下側ピークアウト。ダイバージェンスも発生。 今回:上昇トレンド中。 |
総括 | 200EMAと20EMAをブレイクしたので、3.6を攻めそうだが突破は難しい想定。 |
4時間足 | 米国10年債利回りのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第一4HC終盤または第二4HC突入の可能性。 今回:第一4HCとして引き直し、ライトトランスレーション目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:上昇サイン点灯。 今回:強い上昇サインが継続。 |
総括 | 大局下優勢は変わらないが、短期ではトレンド転換で上昇フェーズと見る。 |
ドルインデックス
週足 | ドルインデックスのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:変わらず。トレンドラインがサポートせず、レフトトランスレーションの可能性は高まる。 今回:変わらず。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サイン継続。 今回:変わらず。 |
総括 | 101は割ったが反発中、103.5くらいまで戻してから、次に突破の可能性。 |
日足 | ドルインデックスのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第二MC突入とするなら、レフトトランスレーション目線。 今回:今度こそ第二MC突入と見る。レフトトランスレーション目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:変わらず。強い下降サインが継続。 今回:変わらず。 |
移動平均 乖離率 | 前回:変わらず。0ライン近辺でレンジ継続。 今回:変わらず。 |
総括 | 20EMAの103まで戻してから落ちたが燃料不足、再チャージで上昇の可能性。 |
4時間足 | ドルインデックスのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第二4HC突入と見る。序盤の上昇中と考えるが、レフトトランスレーション目線。 今回:第一4HCとして引き直し。序盤の上昇に注意。 |
MACD・ ストキャス | 前回:上昇サイン継続。 今回:強い下降サイン→上昇サイン点灯へ |
総括 | 前回同様で金利と一致。下目線だがブレイクのためにダマシで上昇する可能性が高い。 |
CRB指数
週足 | CRB指数のテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:レフトトランスレーション終盤。 今回:トレンドラインと20EMAを陽線突破。トレンド転換でサイクル引き直し。ライト目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:上昇サイン点灯。続くかどうかは注意。 今回:上昇サイン継続。 |
総括 | OPEC減産の急騰否定がなく、再度下降トレンドに入るのは難しく暫く上昇フェーズ続きそう。 |
日足 | CRB指数のテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第二MC序盤の上昇継続、来週も上昇続けばライトトランスレーションの可能性注意。 今回:第一MCで引き直し。ライトトランスレーション確定目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い上昇サインが点灯。 今回:強い上昇サインが継続。 |
移動平均 乖離率 | 前回:上側ピークを維持。 今回:変わらず。 |
総括 | 200EMA突破。275を超え出しておりショートカバー加速を短期で狙いたい。 |
原油CFD
週足 | 原油CFDのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:レフトトランスレーション目線は継続だったが、すぐ戻すか要注意。 今回:下降トレンドラインの転換で定着。下降終了とみなし、ライト目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:上昇サイン点灯。 今回:上昇サイン継続。 |
COT レポート | 前回:変わらず。実需筋の買いサインもまだ。 今回:変わらず。 |
総括 | 下降チャネルブレイクが騙しとならず、82.66も突破反落。ベースは押し目買い。 |
日足 | 原油CFDのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第一MC、ここからのレフトトランスレーションは難しいと考える。 今回:第一MC中盤、ライトトランスレーション確定。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い上昇サインが点灯。 今回:強い上昇サインが継続。 |
移動平均 乖離率 | 前回:上側ピークを大幅更新。 今回:上側ピークを大幅越えを維持。 |
総括 | 200EMAを突破、押し目買いだが短期に絞ればロングの仕掛けも試したい。 |
4時間足 | 原油CFDのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第二4HC、サイクル序盤の上昇に注意。 今回:第二4HC、上位足からもライトトランスレーション目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い上昇サインは継続、MACDが調整中。 今回:強い上昇サインは継続、MACDはヒドゥンダイバージェンス発生。 |
原油金 レシオ | 前回:このまま原油安が来れば、今度こそ原油高金安は終了となりそう。 今回:OPEC減産きっかけで原油高に巻き戻し。日足の下降チャネル内なので原油安は注意。 |
総括 | 82.50-81.50で分割でロングエントリーをしかけたいところ。 |
ゴールドCFD
週足 | ゴールドCFDのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:変わらず。ライトトランスレーション確定目線。 今回:変わらず。 |
MACD・ ストキャス | 前回:変わらず。上昇サイン継続。 今回:変わらず。 |
COT レポート | 前回:センターライン割れまで下降。 今回:変わらず。センターライン下で横這い。 |
総括 | 変わらず。相場の大局・ヘッドライン・テクニカル全てで上昇目線。逆に押し目買いが難しい。 |
日足 | ゴールドCFDのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:変わらず。第一MC、ライトトランスレーション確定。 今回:第一MC終盤へ、ライトトランスレーション確定。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い上昇サインは継続しているが、ダイバージェンス気味。 今回:変わらず。強い上昇サイン継続、MACDダイバージェンス発生。 |
移動平均 乖離率 | 前回:上側ピークアウトへ。 今回:変わらず。上側ピークアウト継続、ダイバージェンス。 |
総括 | 上昇チャネルセンターと前回高値1960近辺の押し目待ち。 |
4時間足 | ゴールドCFDのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第三4HC、ライトトランスレーション確定。 今回:第四4HC、最終サイクルでレフトトランスレーション目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:下降サイン点灯リーチ。 今回:下降サイン点灯。ダイバージェンス発生。 |
銅金レシオ | 前回:サポレジ転換で再度下割れ、下降トレンド(銅安金高)確定と見る。 今回:下げ渋り、下降トレンド続かず暫く上昇(銅高金安)の可能性。 |
総括 | 下目線、1960までであれば、月末フローで戻り売りが有効と考える。 |
ダウCFD
週足 | ダウCFDのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:新サイクル突入の可能性、サイクル序盤の上昇かもしれない。 今回:サイクル序盤の上昇が下降チャネル上限にタッチ。反落の可能性は高い。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サイン→下降サインへ 今回:下降サインだったがレンジへ。 |
COT レポート | 前回:下側ピーク突破、いつ売りサイン点灯となってもおかしくない。 今回:4/3の実需筋売りサイン点灯。数週以内に大きな下落の可能性注意。 |
総括 | 34000を抜けば大きな上昇転換となるが、ファンダ・金利等総合的に見て下目線。 |
日足 | ダウCFDのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第一MC、直近高値更新続くならライトトランスレーション。 今回:第一MC中盤、ライトトランスレーション目線だが天井警戒。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い上昇サイン点灯。 今回:変わらず。 |
移動平均 乖離率 | 前回:上側ピーク手前。 今回:変わらず。ダイバージェンス気味。 |
総括 | 変わらず。34000折り返したら売り目線。買う場合は33000のサポートを見てから。 |
4時間足 | ダウCFDのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第二4HC突入、サイクル序盤の上昇中。 今回:第二4HC突入、ライトトランスレーション優位だが、第三4HC突入済みの可能性。 |
MACD・ ストキャス | 前回:下降サイン点灯。 今回:下降サイン→レンジ。ダイバージェンス発生。 |
総括 | 34000抵抗を見て売りタイミングをさぐりたいフェーズ。 |
日経CFD
週足 | 日経CFDのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:変わらず。ライトトランスレーション目線、終盤。 今回:変わらず。上昇続くかサイクル終盤で下降するか難しい時期。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い上昇サインは継続だがレンジ気味。 今回:変わらず。強い上昇が継続。 |
総括 | CFDはチャネル上限ブレイク、先物はまだ。すぐ戻さないと上昇続く可能性もあり。 |
日足 | 日経CFDのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第二MC序盤、レフトトランスレーション目線。 今回:第二MC中盤、ライトトランスレーション目線へ変更。 |
MACD・ ストキャス | 前回:すぐさま下降サイン手前。レンジ中。 今回:強い上昇サインへ戻った。 |
移動平均 乖離率 | 前回:上昇続かず、0ライン近辺でレンジ中。 今回:再々上昇。 |
総括 | 上昇トレンド確定だが終盤も近く、今から買うのは難しい。売りチャンスを待つフェーズ。 |
4時間足 | 日経CFDのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第二4HC突入、レフトトランスレーション目線。 今回:第二4HC中盤、ライトトランスレーション目線へ変更。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サインが点灯。 今回:強い上昇サインが点灯。 |
総括 | 買いも売りも難しい時期、明確なプライスアクションやトレンド転換を待ちたい。 |
ユーロドル
週足 | ユーロドルのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:レフトトランスレーション目線。 今回:変わらず。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い買いサイン継続。 今回:変わらず。 |
COT レポート | 前回:3/6の実需筋売りサイン点灯は警戒継続。数週以内に大きな下落の可能性注意。 今回:変わらず。 |
総括 | 変わらず。COTレポートの売りサインと上髭が気になる。大局は上だが一度落ちる想定。 |
日足 | ユーロドルのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第一MC、ライトトランスレーション目線。 今回:変わらず。第一MC終盤、ライトトランスレーション確定。 |
MACD・ ストキャス | 前回:変わらず。上昇サイン→強い上昇サインへ。 今回:強い上昇サイン継続。 |
移動平均 乖離率 | 前回:変わらず中段でレンジ。 今回:変わらず。 |
総括 | 1.10はレジスタンス継続。反転するなら売りを仕掛けはあり。 |
4時間足 | ユーロドルのテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第三4HC、レフトトランスレーション目線。 今回:変わらず。 |
MACD・ ストキャス | 前回:下降サイン点灯、ダイバージェンスが発生。 今回:変わらず。 |
総括 | 変わらず、1-2σまで引きつけてショート狙い。 |
ドル円
週足 | ドル円のテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:変わらず。レフトトランスレーション終盤。 今回:1/30ボトムで引き直してサイクル中盤、レフトトランスレーション目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:変わらず。下降サインが継続中だがレンジ気味。 今回:変わらず。 |
COT レポート | 前回:変わらず。実需筋サインがもうすぐ売りサイン点灯の可能性。 今回:変わらず。 |
総括 | 大局ドル安による下降トレンドを想定だったが、レンジになる可能性。 |
日足 | ドル円のテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:第四MC突入の可能性、レフトトランスレーション目線。 今回:第二MCで引き直し、ライトトランスレーションが優位。 |
MACD・ ストキャス | 前回:レンジ中。 今回:上昇サイン点灯。 |
移動平均 乖離率 | 前回:変わらず。レンジ中。 今回:0ライン上に突破で上昇フェーズ。 |
総括 | 133.50突破もあり、月足水平線の135近辺まで上昇でレンジも考えられる。 |
4時間足 | ドル円のテクニカル分析 |
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サイクル | 前回:引きなおし、第一4HC終盤、レフトトランスレーション目線。 今回:第二4HC突入、序盤の上昇中。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サイン後、上昇サイン点灯。 今回:レンジだがダイバージェンス発生。 |
総括 | いずれの足もレンジ基調であり明確なサインまで様子見としたい。 |
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