本記事は2023年3月26日時点、マスターの備忘を目的に、週末時点のマーケット分析記事です。
(マスター独自の用語を使うこともありますが、今のところ解説の予定はありません。)
翌週に反省を追記するようにしますので、事後的な参考情報として使用ください。
※こちらに掲載してある情報はあくまでマスターの備忘録が目的です。
※各商品の売買等に関する助言や勧誘などを行うものではありません。
※投資判断は全て自己責任で、損益も自信の判断結果として捉えるようお願いします。
マーケット概況
米国10年債利回は、クレジットイベントVS政府対応だが下降トレンドは継続。さらに続けば3.6-3.2%を下抜けする可能性は高いと考える。
大局は変わらずドル安。月末でレンジ可能性もあるが、テクニカルはドル安を決定づけに行くフェーズに突入か。
⇒ 4/2振り返り:ベースはドル安で正解。10年債は月末もありレンジとなった。
商品市場は原油安が反発、大局は下降トレンドの目線は変わらず。
原油は72-65のレンジの可能性も高い、70近辺はロング利確&戻り売りチャンスと見る。
ゴールドはようやくテクニカルと月末で押し目チャンスの可能性。1920近辺を中心にロット分割で仕掛けたい。
⇒ 4/2振り返り:原油は想定以上に戻して、売りは早仕掛けとなった。ゴールドは押さずレンジ。
ダウは下降トレンド継続、先々週から同様で戻り売り戦略をとりたいが、一度ダマシで上昇する可能性もある。
日経も先々週から同様、28000近くまで引き付け戻り売りをしたい。月足上昇・週足下降のレンジ終盤。
⇒ 4/2振り返り:ダウも日経も激しい上昇となった。下で持ったロングで大きく利益を出せた為、冷静になりたい。
ユーロドルはレンジ目線。大局は上昇と見るが、大きな下落まで新規ロングは待ちたい。
ドル円も戦略は変わらず、テクニカル的にも下降条件が継続で134近辺で戻り売りを考えたい。
⇒ 4/2振り返り:ユーロドルは予想通りレンジ。ドル円はいいところまで戻ったので、来週からチャンスと見る。
※現在の相場状況:逆金融相場
詳細分析
米国10年債利回り
【週足】
・サイクル:変わらず。大陰線で上昇チャネル下抜け、戻さないならレフトトランスレーション目線へ。
・オシレーター:変わらず。MACD・ストキャスは下降サイン継続。
⇒ 下髭になるも3.28まで下落を更新。上は20EMAミドルと先週高値の3.6が抵抗になりやすい。
【日足】
・サイクル:第一MC、レフトトランスレーション終盤。
・オシレーター:MACD・ストキャスが強い下降サイン継続、移動平均乖離率は下限ピークで維持継続。
⇒ 200EMAの3.4%が割れてきており、このまま下降トレンドが続くかどうか。上値は20EMAが3.6。
【4時間足】
・サイクル:第四4HCへ引き直し、第三のレフトトランスレーションに続き、レフトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACDもストキャスは強い下降サイン→レンジ→再度強い下降サインへ。
⇒ 下降トレンドは継続中、徐々に月足3.2に迫っており突破の可能性は高い。
ドルインデックス
【週足】
・サイクル:トレンドラインがサポートならず、レフトトランスレーションの可能性は高まる。
・オシレーター:MACD、ストキャスは強い下降サインへ戻った。
⇒ 106抵抗となり101とのレンジ継続。利下げ期待のファンダも強まり101再トライの想定。
【日足】
・サイクル:第一MC終盤、週足を踏まえてレフトトランスレーションへ目線変更。
・オシレーター:MACDとストキャスが強い下降サインへ変化、移動平均乖離率は0ライン近辺でレンジ継続。
⇒ FOMCで上抜けせず下降トレンドに戻る。上にはサポートも多く下抜け圧力が強い。
【4時間足】
・サイクル:第四4HCへ突入、序盤の上昇が減退しレフトトランスレーション目線。
・オシレーター:先週はMACDもストキャスは上昇サインが出たが、戻りタイミングと捉える。
⇒ 第一MC終盤の下げに備え、ドル安目線またはレンジの想定をしておくのがベターと考える。
CRB指数
【週足】
・サイクル:レフトトランスレーション中盤。
・オシレーター:変わらず。MACD・ストキャスともに下側レンジ続行。
⇒ 原油安の戻りで短陽線。250近辺までは戻りそうだが、266で戻り売り目線。
【日足】
・サイクル:変わらず。第二MC突入の可能性、その場合はレフトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACD、ストキャスは強い下降サイン継続。移動平均乖離率は下側ピークアウト。
⇒ 下降チャネルセンターが予想通り効き一度反発、20EMA~1σの戻り売りチャンス。
原油CFD
【週足】
・サイクル:新サイクル突入の可能性、序盤上昇はあるがCRB指数的にはレフトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACDとストキャスは強い下降サインへ戻っているが、ダイバージェンス発生。
・COTレポート:変わらず。実需筋の買いサインもまだ。
⇒ 去年からの下降チャネルセンターと月足水平線の65で上昇中。戻しても70-72と見る。
【日足】
・サイクル:第一MC、大局を見てレフトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACD、ストキャスは強い下降サイン継続。移動平均乖離率も下側ピーク継続。
⇒ 下降チャネルセンターラインにも反応中、20EMAとサポレジ転換の72あたりでWトップ作成中か?
【4時間足】
・サイクル:第一4HC、まずは序盤の上昇。トランスレーションは高値更新するかどうかで判断。
・オシレーター:ストキャス・MACDは先週は強い上昇になるも、終盤で強い下降サインが再点灯。
・原油金レシオ:大局は変わらず原油安金高目線だが、反発タイミングとみる。
⇒ 暫く65から72でレンジになる可能性もある。いずれにせよ70近辺に来れば戻り売りがセオリー。
ゴールドCFD
【週足】
・サイクル:変わらず。ライトトランスレーション確定目線。
・オシレーター:変わらず。MACD・ストキャスは強い上昇サイン継続。
・COTレポート:1~2ヵ月で再度、実需筋の買いサイン出る可能性も。
⇒ 変わらず。相場の大局・ヘッドライン・テクニカル全てで上昇目線。逆に押し目買いが難しい。
【日足】
・サイクル:変わらず。第一MC、ライトトランスレーション確定。
・オシレーター:変わらず。MACD・ストキャスが強い上昇サイン継続。移動平均乖離率も上側ピーク継続。
⇒ 次の押しは上昇チャネルセンターと20EMAの1920近辺か。
【4時間足】
・サイクル:変わらず。第二4MC終盤、ライトトランスレーション確定。
・オシレーター:ストキャス・MACDが下降サイン点灯&ダイバージェンス連続点灯。
・銅金レシオ:上昇チャネルに戻すようなチャートだが、再度下割れすれば下降トレンド確定(銅安金高)。
⇒ ようやく調整しそうだが、ボラ高により低ロットの分割指値で待ち構えたいところ。
ダウCFD
【週足】
・サイクル:レフトトランスレーション目線
・オシレーター:MACD・ストキャスで下降サイン→強い下降サインへ
・COTレポート:センターラインへ、実需筋のバランスは拮抗したが、トレンド的には売りサイン方向へ。
⇒ 下目線だが下降チャネルセンターと月足トレンド線が抵抗。ブレイクorレンジは20EMAの反応次第。
【日足】
・サイクル:第一MC、レフトトランスレーション確定。
・オシレーター:MACD、ストキャスの強い下降サイン→下降サイン。移動平均乖離率はセンターへ戻る。
⇒ 先週同様、下髭も多く20EMA~+1σと31600のレンジ相場を想定。
【4時間足】
・サイクル:第三4HC、レフトトランスレーション目線。
・オシレーター:ストキャスとMACDは下降サイン点灯。
⇒ テクニカル的な下目線と下の抵抗を踏まえると、一度32600近辺まで降ってからの下降ブレイクトライを想定。
日経先物
【週足】
・サイクル:変わらず。ライトトランスレーション目線、終盤。
・オシレーター:MACDとストキャスの上昇サインは反転せず継続。
⇒ 下降チャネル突破せずレンジ継続中、レンジ上限は週足下降チャネル28100あたりとみる。
【日足】
・サイクル:新サイクル突入、サイクル序盤の上昇がどこまで続くか注目。
・オシレーター:MACD・ストキャスの下降サインが反転リーチ、移動平均乖離率はまだ下げきっていない。
⇒ いったんは上昇の勢いが強く、いつレンジ突破してもおかしくない相場。売るにしても戻りを待つこと。
【4時間足】
・サイクル:新サイクル突入、高値更新でライトトランスレーション目線。
・オシレーター:ストキャス・MACDは下降サイン点灯したが消え変え。
⇒ 4時間足では上昇トレンドなので28000に引き付けての下降3波をとる戦略継続。
ユーロドル
【週足】
・サイクル:変わらず。新サイクル突入の可能性。序盤なのでいったんは上目線。
・オシレーター:変わらず。MACD、ストキャスの勢いが減退して下降間近。
・COTレポート:3/19に実需筋で売りサイン点灯。数週以内に大きな下落の可能性注意。
⇒ COTレポートの売りサインと上髭が気になる。ドル安ユーロ安で下降まで押し目買い待ちが安全か。
【日足】
・サイクル:第一MC、ライトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACDとストキャスでは上昇サイン中。移動平均乖離率は変わらず中段でレンジ。
⇒ 先週前半は上昇したが後半は戻している、金曜安値割ればレンジになる可能性。
【4時間足】
・サイクル:新サイクル突入の可能性。
・オシレーター:MACDとストキャスともに下降サイン点灯。
⇒ 上位足の状況踏まえて上昇しても続かない可能性、大きな下落&底固めを待ちたい状況。
ドル円
【週足】
・サイクル:変わらず。レフトトランスレーション終盤。
・オシレーター:変わらず。MACD・ストキャスでは再度下降サイン点灯。
・COTレポート:変わらず。実需筋サインがもうすぐ売りサイン点灯の可能性。
⇒ 大局ドル安による下降トレンドを想定しているが、134くらいまでの戻りを待つタイミング。
【日足】
・サイクル:変わらず。第三MC終盤、序盤の上昇中で判断難しいがレフトトランスレーション目線。
・オシレーター:MACD・ストキャスで強い下降サインが点灯。移動平均乖離率も下降方向を継続。
⇒ 月&週ピポットで抵抗中、先週同様で20EMAまで戻れば売りをしかけていきたい。
【4時間足】
・サイクル:第三4HC、レフトトランスレーション終盤
・オシレーター:下降サインが反転リーチ、MACDダイバージェンス発生。
⇒ 下降ウェッジの形状、サイクルカウントが誤っており、かなり近いうちに新サイクルで上昇する可能性あり。
この記事が気に入ったら、下からTariTari(タリタリ)の登録をして貰えると、サイト運営の支えになります。
コメント