本記事は2023年2月26日時点、マスターの備忘を目的に、週末時点のマーケット分析記事です。
（マスター独自の用語を使うこともありますが、今のところ解説の予定はありません。）
翌週に反省を追記するようにしますので、事後的な参考情報として使用ください。
※こちらに掲載してある情報はあくまでマスターの備忘録が目的です。
※各商品の売買等に関する助言や勧誘などを行うものではありません。
※投資判断は全て自己責任で、損益も自信の判断結果として捉えるようお願いします。
マーケット概況
金利は、まだドル高だが４時間のオシレーターではダイバージェンス多発、少し上に抵抗も多いのでその動きを見定めたい。今からドル高には遅く、ドル安の判断には早い、手を出しにくい時期。ISMに要警戒。
⇒ 3/5振り返り：シナリオ通りドル高基調だが週末は戻したのでレンジの動きだった。
商品市場は去年からの下降トレンド終了がダマシとなるも、レンジがまだまだ継続中。
原油は日足の高安更新まで基本は手出し不要だが、短期ならショートチャンスがあるかもしれない。ゴールドは大きく下げたらロングを入れたいタイミング。
⇒ 3/5振り返り：原油が遂にブレイクした可能性、分析通りゴールドのロングで稼げる良いチャンスとなった。
ダウは三角保ち合いの下抜けは確定だが、ショートよりも32000近辺のロングタイミングを探したいところ。
日経は下落するがやはり27000が抵抗になるも、モメンタムやフラクタル等もいれて総合的にもう一段の下落の可能性が高い。
⇒ 3/5振り返り：ダウはレンジ継続、日経がショートカバーにより大きく上昇、ロット管理を誤り損を出した。
ユーロドルはゴールド同様で早仕掛けにならないよう注意しながら反転を狙っていきたい。
ドル円は137まで来たらショート考えたい。月末控えた現在レートでは様子見としたい。
⇒ 3/5振り返り：ユーロドルはゴールドに合わせてロングで含み益、ドル円は最後は反転したためノーポジで正解だった。
詳細分析
米国10年債利回り
【週足】
・サイクル：サイクル引き直し、序盤の上昇のため左右の区別は現時点では不可。
・オシレーター：MACD、ストキャスまだ下降の範囲内だが反転リーチへ。
⇒ PCEで高値上抜け、チャネルも髭先で上昇チャネル内へ引き直し。
【日足】
・サイクル：サイクル引き直し、序盤の上昇のため左右の区別は現時点では不可。
・オシレーター：引き続きMACD、ストキャスは強い上昇が継続、移動平均乖離率のピーク落ちに注意。
⇒ 高値越えによって3.6のサポート割れない限り上目線。
【４時間足】
・サイクル：第二4HCで引き直し、序盤の上昇のため左右の区別は現時点では不可。
・オシレーター：MACDもストキャスもダイバージェンスが継続
⇒ 今からドル高よりかは反転で大きく下落する流れの方が想定しやすい。
ドルインデックス
【週足】
・サイクル：サイクル序盤でまだ上昇可能性あり
・オシレーター：MACD、ストキャス下降から反転傾向、転換サインはまだ。
⇒ 変わらず、101は瞬間割ったがやはり一撃では抜かない。このまま106抜けるか見定めたい。
【日足】
・サイクル：変わらず、第一MC、ライトトランスレーション目線。
・オシレーター：変わらず、MACDとストキャスが強い上昇が継続、移動平均乖離率は上側でレンジ継続。
⇒ 簡単に105を抜いたが、これまでの高値密集地帯である106は抵抗になると考える。
【４時間足】
・サイクル：第二4HC突入、序盤の上昇のため左右の区別は現時点では不可。
・オシレーター：MACDもストキャスもダイバージェンスが継続
⇒ 106に近づいた後の動きに注目。時期的には３月初旬か。
CRB指数
【週足】
・サイクル：変わらず、新サイクルは下降チャネルに戻りレフトトランスレーションの可能性を考える。
・オシレーター：変わらず、MACD・ストキャスともに下側でレンジ形成。
⇒ 変わらず、266の抵抗に対して煮詰まってきた印象。
【日足】
・サイクル：変わらず、第一MC終盤、高値更新せずレフトトランスレーション終盤目線。
・オシレーター：変わらず、MACD、ストキャス、移動平均乖離率いずれもレンジ内だが下側へ推移。
⇒ 変わらず、266割れれば263割れトライになるが、280超えれば下降終了になる可能性。
原油CFD
【週足】
・サイクル：変わらず、レフトトランスレーション優位。
・オシレーター：変わらず、MACDとストキャスは下側で揉み合い状態。
・COTレポート：変わらず、実需筋の買いサインもまだ。
⇒ 変わらず、揉み合いながら去年からの下降チャネルは継続。下降終了かレンジ継続の分岐点。
【日足】
・サイクル：第二MC、レフトトランスレーションが優位。
・オシレーター：変わらずMACD、ストキャス、移動平均乖離率全てでレンジ揉み合い中。
⇒ やはり80.62高値、72.25安値のレンジ継続か。
【４時間足】
・サイクル：第二4HC、レフトトランスレーション中盤。
・オシレーター：ストキャスがヒドゥンダイバージェンス気味
・原油金レシオ：レンジ内継続で判断は難しいが、原油安金高が優勢。
⇒ あくまでレンジだが過熱気味で短期ショートのチャンスはあり得る。
ゴールドCFD
【週足】
・サイクル：新サイクルの可能性
・オシレーター：下降サイン手前、まだ確定ではない。
・COTレポート：実需筋の売りサインは遠くも、徐々に近づいている。
⇒ 去年からの下降チャネルに戻ってきたが、再上昇もあり得るので警戒。
【日足】
・サイクル：新サイクルの上昇に注意。
・オシレーター：強い下降サインだがMACDがヒドゥンダイバージェンス気味。移動平均乖離率も下側でレンジ。
⇒ 200EMAの1800抵抗を前に、下降ウェッジのため上昇機運は高まっている。
【４時間足】
・サイクル：新サイクルの上昇注意
・オシレーター：強い上昇サインの中、MACDはダイバージェンス発生。
・銅金レシオ：去年からの下降は終了、上昇チャネル内の下降フェーズ（銅安金高）。
⇒ 大きく下げたらロングを入れたいタイミング。
ダウCFD
【週足】
・サイクル：変わらず、ライトトランスレーション終盤、新サイクルの可能性に注意
・オシレーター：MACDもデッドクロスし、ストキャス併せて下降への転換リーチ、確定はまだ。
・COTレポート：変わらず、実需筋の買いサインはまだ
⇒ 20EMAが割れたのが安値の32470はまだ割れていない。
【日足】
・サイクル：新サイクル突入の可能性
・オシレーター：MACD、ストキャスが強い下降サイン点灯、移動平均乖離率は下限間際。
⇒ このまま下に走り続けるより、反転タイミングを探したい。
【４時間足】
・サイクル：４HC終盤、レフトトランスレーション終了して、新サイクルに警戒。
・オシレーター：ストキャスとMACDは強い下降サイン継続だが、MACDがダイバージェンス気味。
⇒ このまま下に走り続けるより、反転タイミングを探したい。
日経先物
【週足】
・サイクル：ライトトランスレーション目線
・オシレーター：上昇サイン点灯の中でのレンジ状態。
⇒ 変わらず、去年8月からの高値のレジスタンスで反落しているが20EMAがサポート中。
【日足】
・サイクル：第一MC、ライトトランスレーション終盤だが新サイクルの可能性
・オシレーター：売りサイン点灯するもレンジ状態。移動平均乖離率は下降方向。
⇒ 20EMAと200EMAの27300が割れてレジスタンス気味。
【４時間足】
・サイクル：第三４HC、レフトトランスレーション目線。
・オシレーター：強い下落サインから上昇サイン点灯するも、再度下降リーチ。
⇒ 27000はやはり反発したが、約一か月のサポートがサポレジ転換、26800くらいまで落ちる可能性。
ユーロドル
【週足】
・サイクル：変わらず、ライトトランスレーション終盤
・オシレーター：変わらずMACD、ストキャスの勢いが減退して下降間近
・COTレポート：変わらず実需筋がもう少しで売りサイン
⇒ 先週と変わらず、去年の下降トレンドは転換して、サイクルボトムに向かう調整の可能性
【日足】
・サイクル：第三MC、レフトトランスレーション確定。
・オシレーター：変わらず、MACDとストキャス強い下降サイン点灯、移動平均乖離率は中段下側でレンジ。
⇒ やはり1.05までは下落した。ゴールド同様で下降ウェッジ、1.03-1.04までくればロングも考えていきたい。
【４時間足】
・サイクル：第四4HC、レフトトランスレーション中盤。
・オシレーター：MACDとストキャスともに下降サインを継続
⇒ 1.05まで落ちてしまったため、どちらかというとロングタイミングを見計らいたい。
ドル円
【週足】
・サイクル：変わらず、レフトトランスレーション
・オシレーター：MACD・ストキャスともに下降の勢いが減退して上昇リーチ。
・COTレポート：変わらず、実需筋サインは中立
⇒ これまでのシナリオ通り、まずは137までの反発をみて判断したい。
【日足】
・サイクル：第二MC序盤、ライトトランスレーション終盤
・オシレーター：変わらず、MACD・ストキャスが強い上昇サイン継続、移動平均乖離率も上昇ピーク前。
⇒ これからのロングは難しい時期、少なくとも133までの押し目を待ちたい。
【４時間足】
・サイクル：第三4HC、ライトトランスレーション中盤
・オシレーター：上昇サイン継続の中、MACDはダイバージェンス発生
⇒ ボラティリティーも高く、月末もあり様子見したいタイミング。
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