本記事は2023年2月4日時点、マスターの備忘を目的に、週末時点のマーケット分析記事です。
(マスター独自の用語を使うこともありますが、今のところ解説の予定はありません。)
翌週に反省を追記するようにしますので、事後的な参考情報として使用ください。
※こちらに掲載してある情報はあくまでマスターの備忘録が目的です。
※各商品の売買等に関する助言や勧誘などを行うものではありません。
※投資判断は全て自己責任で、損益も自信の判断結果として捉えるようお願いします。
マーケット概況
金利はFOMC無風を燃料とし、雇用統計で強いドル高トレンドになってたが、マーケットはまだ半信半疑と見る。
2/7深夜のパウエル議長発言次第では大局のドル安目線の修正リスクに備えたい。
⇒ 2/12振り返り:週全体でタカ発言がリードしたことでドル高が継続。CPIへさらなる注目が集まってきた。
商品市場は去年からの下降トレンド終了はダマシと見える程の下落が生じた。
このトレンドが確定するなら下目線に見直しを行っていく必要がある。
今週は原油は1/5安値を抜けるかで見定める。
ゴールドもチャネル下抜けがダマシとならないか注意し、戻り売りのチャンスを探りたい。
⇒ 2/12振り返り:原油はレンジ入りして難易度の高い相場へ、ゴールドが戻り売りチャンスとなった。
ダウは結局33500を中心とした上下500ドルの三角保ち合いを継続。
日経は髭の多く難しい地合いだが、27000近辺まで調整すればロングチャンスもあり得る。ドル円の行方には警戒。
⇒ 2/12振り返り:ダウも日経も変わらずレンジを継続。日銀総裁リークですら行って来いとなった。
ユーロドルは調整ありそうだが日足チャネルの下抜け&サポレジを待つ方がよい。今はまだ様子見したい。
ドル円は中期で戻り売りショートだが、短期ではロングチャンスに備えたい、但し日銀リスクに警戒。
⇒ 2/12振り返り:ユーロドルがゴールド同様で調整入り。ドル円は日銀総裁リークがロングチャンスとなった。
詳細分析
米国10年債利回り
【週足】
・サイクル:レフトトランスレーション
・オシレーター:MACD、ストキャス下降継続
⇒ 変わらず。去年作った上昇チャネルは下抜け確定、3.3%を割るか注目。
【日足】
・サイクル:第二MCに突入した可能性、レフトトランスレーション序盤
・オシレーター:MACD、ストキャス、移動平均乖離率はレンジ内で短期上昇の手前
⇒ 継続して20EMAの3.5%を挟んでレンジ。週末の上昇で3.6%の抵抗を見ていく。
【4時間足】
・サイクル:第二4HC突入、ライトトランスレーションの可能性に注目。
・オシレーター:上昇サイン点灯、強い上昇になる手前。
⇒ 1ヵ月弱で4度目の3.6%トライ。雇用統計だけで抜けるか、パウエル議長の発言待ちか。
ドルインデックス
【週足】
・サイクル:新サイクル突入で見直し、少なくとも序盤は上昇基調となり得る。
・オシレーター:MACD、ストキャス下降継続だが、先週のMACDに加えてストキャスも勢いが低下。
⇒ 101は瞬間割ったがやはり一撃では抜かない。105あたりまでは上昇の可能性あり。
【日足】
・サイクル:新サイクル突入で見直し、ライトトランスレーショの可能性。
・オシレーター:上昇サイン点灯でMACDダイバージェンス、移動平均乖離率は上昇再度突入
⇒ 上昇の勢いが強く、続くなら105までの上昇は十分考えられる。
【4時間足】
・サイクル:新サイクル突入で見直し、ライトトランスレーショの可能性。
・オシレーター:強い上昇サインでMACDダイバージェンス
⇒ 103抜けた後、103.5の抵抗でレンジになりながら、抜けるかどうかを見極めたい。
CRB指数
【週足】
・サイクル:新サイクルは下降チャネルに戻りレフトトランスレーションの可能性。
・オシレーター:MACDがデッドクロスに戻り、ストキャスも下側でレンジ
⇒ 大陰線となってしまい上目線は取りやめ。まずは下降トレンド続行とみる。
【日足】
・サイクル:第一MC、下落の勢いはレフトトランスレーションの可能性が出てきた。
・オシレーター:MACD、ストキャス、移動平均乖離率いずれも強い下降サインが点灯。
⇒ 去年からの下降チャネルに戻ってしまったので、263割れトライになるかもしれない。
原油CFD
【週足】
・サイクル:新サイクル突入、ライトトランスレーションの可能性は否定的に変化。
・オシレーター:MACDとストキャスは下側で揉み合い状態。
・COTレポート:実需筋の買いサインはまだ。
⇒ 去年からの下降チャネル上抜けは否定され、下降チャネルに戻った。大きな下落継続に注意。
【日足】
・サイクル:第一MC、72.46抜けるとレフトトランスレーションにシフトする。
・オシレーター:MACD、ストキャス、移動平均全てで強い下降サインが点灯。
⇒ 日足レベルの上昇トレンドを下抜け、72.46抜ければ下降勢いが強まる可能性。
【4時間足】
・サイクル:第四4HC、レフトトランスレーション
・オシレーター:MACD、ストキャスで強い下降サイン継続
・原油金レシオ:3度目の安値トライ、抜ければ一段の原油安になり得る。
⇒ 安易なロングは危険注意。余程の上昇反転がない限り戻り売り目線。
ゴールドCFD
【週足】
・サイクル:ライトトランスレーション、最後の下げ。
・オシレーター:MACD減退、ストキャスが反転サイン。
・COTレポート:実需筋の売りサインはまだ遠い。
⇒ 去年からの下降チャネルは上抜けの範囲だが、これ以上下げると原油と同じ道を辿る。
【日足】
・サイクル:第二MC、ライトトランスレーション終盤の下降中だが、新サイクルの上昇に注意。
・オシレーター:下降サイン発生、強い下降サインになるか注目。移動平均乖離率も下降圏に突入。
⇒ チャネル下抜けの勢いが強く、チャネル抜けが本物か見極めたい。
【4時間足】
・サイクル:第三4HCに修正、レフトトランスレーション
・オシレーター:強い下落サイン発生、MACDダイバージェンス
・銅金レシオ:先週と同じ。去年からの下降は終了、上昇弱まりレンジ化。
⇒ 短期では戻り売り目線、1900-1910まで戻れば挑戦する価値はある。
ダウCFD
【週足】
・サイクル:ライトトランスレーション終盤、新サイクルの可能性に注意
・オシレーター:上昇圏レンジ、下降転換はまだ
・COTレポート:実需筋の売りサインは終了、買いサインに向かっている
⇒ 先週と変わらず。去年からの下降チャネルは上抜き、20EMAが引き続き強くサポート中。
【日足】
・サイクル:第三MC、ライトトランスレーション終盤
・オシレーター:MACD、ストキャス、移動平均乖離率いずれもレンジ状態
⇒ 先週と変わらず。三角保ち合い継続中するなら、次は33200くらいまで下降する可能性あり。
【4時間足】
・サイクル:第三4HC、ライトトランスレーション終盤
・オシレーター:揉み合いが継続しており、今週も継続する可能性がある。
⇒ 先週と変わらず33500を中心としたレンジになる可能性をみておく。
日経先物
【週足】
・サイクル:新サイクルの上昇中、上昇幅的にはライトトランスレーション
・オシレーター:上昇サイン点灯、トレンドが続けば強いサインになる。
⇒ 27500抵抗帯を抜けて27700をつけた。ただあくまでレンジ強いので上下に揺れる可能性も大きい。
【日足】
・サイクル:新サイクルの上昇中、ライトトランスレーション目線
・オシレーター:強い上昇サインが点灯、移動平均乖離率のダイバージェンスに注意。
⇒ あくまでも調整を待ちたい、26900前後までは待ちたい。
【4時間足】
・サイクル:第二4HC、まだレフトトランスレーション目線。
・オシレーター:下降サインから上昇サインに変化してレンジ化。
⇒ 目先は200EMA27000までの調整に備える。
ユーロドル
【週足】
・サイクル:ライトトランスレーション終盤
・オシレーター:MACD、ストキャスの勢いが減退して反転間近
・COTレポート:実需筋がもう少しで売りサイン
⇒ 去年の下降トレンドは転換して、サイクルボトムに向かう調整の可能性
【日足】
・サイクル:第三MC、チャネル割れればレフトトランスレーションと見る。
・オシレーター:下降サイン点灯直前、MACDダイバージェンス、移動平均乖離率は下向き反転に突入
⇒ ゴールドよりも安易に売りにくい、少なくともチャネル抜け後の戻り売りまでは待ちたい。
【4時間足】
・サイクル:第二4HCに突入した可能性、レフトトランスレーション終盤。
・オシレーター:強い下降サイン発生。
⇒ チャネル抜け後のサポレジまでは様子見。
ドル円
【週足】
・サイクル:レフトトランスレーション
・オシレーター:MACD、ストキャスともに下降の勢いが減退
・COTレポート:実需筋サインは中立
⇒ 去年の上昇トレンド押し安値を抜けて下目線だが、まずは137まで反発する可能性に注意。
【日足】
・サイクル:第二MC序盤、ライトトランスレーション
・オシレーター:MACD、ストキャスが上昇サイン直前、移動平均乖離率も上昇側へ反転
⇒ 週末の上昇がダマシでない場合、2月は上昇目線でみていきたい。
【4時間足】
・サイクル:第二4HC、週末の高値を更新するならライトトランスレーション目線
・オシレーター:強い上昇サインが発生。
⇒ 日銀の動向リスクがあるもののテクニカルでは押し目買いの目線で初動を監視したい。
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