本記事は2023年4月2日時点、マスターの備忘を目的に、週末時点のマーケット分析記事です。
(マスター独自の用語を使うこともありますが、今のところ解説の予定はありません。)
翌週に反省を追記するようにしますので、事後的な参考情報として使用ください。
※こちらに掲載してある情報はあくまでマスターの備忘録が目的です。
※各商品の売買等に関する助言や勧誘などを行うものではありません。
※投資判断は全て自己責任で、損益も自信の判断結果として捉えるようお願いします。
マーケット概況
米国10年債利回は、下降トレンド継続。レンジ気味だが3.6%を背に3.2%を下抜けする可能性は高いと考える。
大局は変わらずドル安。週末・月末・Q末を抜けに合わせてレンジ抜けするきっかけ待ちのように見える。
⇒ 4/9振り返り:ベースはドル安だが小動きだった。いずれの経済指標もレンジ抜けのきっかけにはならず。
商品市場は原油安の反発が継続、大局は下降トレンドの目線は変わらず。
原油は72上限を突破しており、すぐ急落するなら戻り売りを仕掛けたいが、転換リスクに警戒。
ゴールドは月末フローをもってしてもなかなか押さない。下で買いを待ち構えるのみ。
⇒ 4/9振り返り:原油はOPEC減産サプライズがあったが、ゴールドは変わらず上昇。
ダウは下降トレンド継続とみるが、上昇が圧力が強いため様子見ベース。買いは日足の安値切り上げまで待つ。
日経も月足上昇・週足下降のレンジがまだ続いている。次に仕掛けるなら売りだが明確なサインまで待ちたい。
⇒ 4/9振り返り:ダウはレンジ継続、日経は早めに下落したが週末には反発傾向。
ユーロドルはレンジ目線。大局は上昇と見るが、1.10抵抗硬そうなら短期ショートのチャンスがあるかもしれない。ドル円は時期的にもテクニカル的にも売りチャンスと捉える。4時間の1-2σに近づいたら叩きたい。
⇒ 4/9振り返り:ユーロドルは1.10は効いているがレンジ、ドル円は日経と相関した値動き。
※現在の相場状況:逆金融相場
詳細分析
米国10年債利回り
週足 | 米国10年債利回りのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:大陰線で上昇チャネル下抜け、戻さないならレフトトランスレーション目線へ。 今回:変わらず。20EMAに髭がつき、レフトトランスレーション濃厚か。 |
MACD・ ストキャス | 前回:下降サイン継続。 今回:変わらず。 |
総括 | 3.6が抵抗は継続、3.2を再度迫るフェーズと考える。 |
日足 | 米国10年債利回りのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:第一MC、レフトトランスレーション終盤。 今回:第二MC突入の可能性、サイクル序盤の上昇は終了か。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サイン継続。 今回:上昇反転リーチだったが、強い下降サインへ戻った。 |
移動平均 乖離率 | 前回:下限ピークで維持継続。 今回:一度ピークアウトしたが、再度ピーク方向へ。 |
総括 | 20EMAの3.6がしっかりとサポートとなり、下降トレンドはまだ継続。 |
4時間足 | 米国10年債利回りのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:第四4HCへ引き直し、第三のレフトトランスレーションに続き、レフトトランスレーション目線。 今回:第一4HC突入の可能性、レフトトランスレーション目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サイン→レンジ→再度強い下降サインへ。 今回:レンジ継続。 |
総括 | 下優勢のレンジ状態。次に3.6を目指す場合はとランドラインブレイクの可能性もある。 |
ドルインデックス
週足 | ドルインデックスのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:トレンドラインがサポートならず、レフトトランスレーションの可能性は高まる。 今回:変わらず。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サインへ戻った。 今回:強い下降サイン継続。 |
総括 | 変わらず。106-101のレンジ継続。101再トライの想定。 |
日足 | ドルインデックスのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:第一MC終盤、週足を踏まえてレフトトランスレーションへ目線変更。 今回:新サイクル突入の可能性。その場合は既に序盤の上昇は終了か。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サインへ変化。 今回:強い下降サインが継続。 |
移動平均 乖離率 | 前回:0ライン近辺でレンジ継続。 今回:変わらず。 |
総括 | 新サイクル突入していたとしたら第一MCと第二MCどちらもレフトトランスレーションか。 |
4時間足 | ドルインデックスのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:第四4HCへ突入、序盤の上昇が減退しレフトトランスレーション目線。 今回:MCに合わせて新サイクル突入で引き直し、レフトトランスレーション目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:先週は上昇サインが出たが、戻りタイミングと捉える。 今回:また上昇サインが点灯し、レンジ状態。 |
総括 | 金利と一致。下目線のレンジ状態、下にブレイクするきっかけ待ちと考える。 |
CRB指数
週足 | CRB指数のテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:レフトトランスレーション中盤。 今回:変わらず。 |
MACD・ ストキャス | 前回:MACD・ストキャスともに下側レンジ続行。 今回:変わらず。 |
総括 | 月末フローもあり大陽線。戻り売り目線だった266を超えて267まで来た。20EMAの270あたりで反落か。 |
日足 | CRB指数のテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:変わらず。第二MC突入の可能性、その場合はレフトトランスレーション目線。 今回:第二MC突入確定、レフトトランスレーション目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サイン継続。 今回:上昇サインが点灯。 |
移動平均 乖離率 | 前回:下側ピークアウト。 今回:上側ピーク近くまで上昇。 |
総括 | 20EMAを超えて上昇、1σ近くまで来ており戻り売りチャンスは近いと考える。 |
原油CFD
週足 | 原油CFDのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:新サイクル突入の可能性、CRB指数的にはレフトトランスレーション目線。 今回:新サイクル突入は確定。レフトトランスレーション目線は継続。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サインへ戻っているが、ダイバージェンス発生。 今回:レンジ状態へ突入。 |
COT レポート | 前回:変わらず。実需筋の買いサインもまだ。 今回:変わらず。 |
総括 | 下降チャネル上限とみた72を超えてしまった。このまま上昇するなら目線変更が必要か。 |
日足 | 原油CFDのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:第一MC、大局を見てレフトトランスレーション目線。 今回:変わらず。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サイン継続。 今回:上昇サインが点灯。 |
移動平均 乖離率 | 前回:下側ピーク継続。 今回:上側ピークにタッチ。 |
総括 | 雲・トレンドライン・1σあたりがサポートするなら戻り売り目線。抜けると転換を考える。 |
4時間足 | 原油CFDのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:第一4HC、まずは序盤の上昇。トランスレーションは高値更新するかどうかで判断。 今回:第一4HC、ライトトランスレーション終盤。 |
MACD・ ストキャス | 前回:先週は強い上昇になるも、終盤で強い下降サインが再点灯。 今回:強い上昇サインが再点灯。MACDがダイバージェンス気味。 |
原油金 レシオ | 前回:大局は変わらず原油安金高目線だが、反発タイミングとみる。 今回:調整の原油高金安は終了となりそうな頃合い。 |
総括 | ショート仕掛けてもよいが打診で小ロットに徹したい。 |
ゴールドCFD
週足 | ゴールドCFDのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:変わらず。ライトトランスレーション確定目線。 今回:変わらず。 |
MACD・ ストキャス | 前回:変わらず。上昇サイン継続。 今回:変わらず。 |
COT レポート | 前回:1~2ヵ月で再度、実需筋の買いサイン出る可能性も。 今回:センターライン近くまで下降。 |
総括 | 変わらず。相場の大局・ヘッドライン・テクニカル全てで上昇目線。逆に押し目買いが難しい。 |
日足 | ゴールドCFDのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:変わらず。第一MC、ライトトランスレーション確定。 今回:変わらず。 |
MACD・ ストキャス | 前回:変わらず。強い上昇サイン継続。 今回:強い上昇サインは継続しているが、ダイバージェンス気味。 |
移動平均 乖離率 | 前回:上側ピーク継続。 今回:上側ピークアウトへ。 |
総括 | 変わらず。上昇チャネルセンターと20EMAの1920近辺で押し目買い目線。 |
4時間足 | ゴールドCFDのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:変わらず。第二4MC終盤、ライトトランスレーション確定。 今回:第三4HC突入、序盤の上昇中。 |
MACD・ ストキャス | 前回:下降サイン点灯&ダイバージェンス連続点灯。 今回:レンジ状態だがダイバージェンス連投など見ると調整局面か。 |
銅金レシオ | 前回:上昇チャネルに戻すようなチャートだが、再度下割れすれば下降トレンド確定(銅安金高)。 今回:銅安金高がもたつき、上昇チャネルに戻す動きが継続。再度下割れすれば下降トレンド確定(銅安金高)。 |
総括 | 三角保ち合いが続いているが、調整すればロングチャンスであることは変わらない。 |
ダウCFD
週足 | ダウCFDのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:レフトトランスレーション目線 今回:新サイクル突入の可能性、サイクル序盤の上昇かもしれない。 |
MACD・ ストキャス | 前回:下降サイン→強い下降サインへ 今回:強い下降サイン→下降サインへ |
COT レポート | 前回:センターラインへ、実需筋のバランスは拮抗したが、トレンド的には売りサイン方向へ。 今回:センターラインを突破し、売りサイン点灯手前。 |
総括 | 20EMAまですぐ下落すれば下降チャネルセンターと月足トレンド線ブレイク再トライ。違えばレンジ継続。 |
日足 | ダウCFDのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:第一MC、レフトトランスレーション確定。 今回:引き直しにより、第一MC突入序盤と見る。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サイン→下降サイン。 今回:上昇サインへ転換 |
移動平均 乖離率 | 前回:センターへ戻る。 今回:上側ピーク手前 |
総括 | どちらかと言えば下目線だが、買いに転じるなら安値切り上げを待ちたい場面。レンジも大いにあり得る。 |
4時間足 | ダウCFDのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:第三4HC、レフトトランスレーション目線。 今回:引き直し、第一4HC、ライトトランスレーション終盤 |
MACD・ ストキャス | 前回:下降サイン点灯。 今回:強い上昇サイン継続。 |
総括 | 時間足では上だが、続くかどうか上位足で揺れているため手出ししにくい時期と考える。 |
日経CFD
週足 | 日経CFDのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:変わらず。ライトトランスレーション目線、終盤。 今回:変わらず。 |
MACD・ ストキャス | 前回:上昇サインは反転せず継続。 今回:強い上昇サインは継続だがレンジ気味。 |
総括 | レンジ継続の可能性。チャネルブレイクがダマシで上昇分の打ち消しの下落はありそう。 |
日足 | 日経CFDのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:新サイクル突入、サイクル序盤の上昇がどこまで続くか注目。 今回:第二MC序盤、レフトトランスレーション目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:下降サインが反転リーチ。 今回:下降は反転し強い上昇サイン点灯 |
移動平均 乖離率 | 前回:まだ下げきっていない。 今回:再上昇して前回の高値近辺。 |
総括 | 日足の各種インジからもレンジベースで見た方がベター。 |
4時間足 | 日経CFDのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:新サイクル突入、高値更新でライトトランスレーション目線。 今回:第一4HC、ライトトランスレーション終盤。 |
MACD・ ストキャス | 前回:下降サイン点灯したが消えかけ。 今回:強い上昇サインが継続中。 |
総括 | サイクル切替もあるのでオシレータの売りサイン待ちで何もしないのが正解に見える。 |
ユーロドル
週足 | ユーロドルのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:変わらず。新サイクル突入の可能性。序盤なのでいったんは上目線。 今回:レフトトランスレーション目線。 |
MACD・ ストキャス | 前回:変わらず。MACD、ストキャスの勢いが減退して下降間近。 今回:一度売りサイン点灯したが、強い買いサイン継続。 |
COT レポート | 前回:3/19に実需筋で売りサイン点灯。数週以内に大きな下落の可能性注意。 今回:3/19の実需筋売りサイン点灯は警戒継続。数週以内に大きな下落の可能性注意。 |
総括 | COTレポートの売りサインと上髭が気になる。大局は上だが一度落ちる想定。 |
日足 | ユーロドルのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:第一MC、ライトトランスレーション目線。 今回:変わらず。 |
MACD・ ストキャス | 前回:上昇サイン中。 今回:上昇サイン→強い上昇サインへ。 |
移動平均 乖離率 | 前回:変わらず中段でレンジ。 今回:変わらず。 |
総括 | 1.10が効いて反転するなら売りを仕掛けもありか。 |
4時間足 | ユーロドルのテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:新サイクル突入の可能性。 今回:第二4HC、トランスレーションは1.10の抵抗が分かれ道。 |
MACD・ ストキャス | 前回:下降サイン点灯。 今回:下降サイン点灯、ダイバージェンスが発生。 |
総括 | 1-2σまで引きつけて短期ショートを狙うことはできそう。 |
ドル円
週足 | ドル円のテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:変わらず。レフトトランスレーション終盤。 今回:変わらず。 |
MACD・ ストキャス | 前回:変わらず。MACD・ストキャスでは再度下降サイン点灯。 今回:変わらず。下降サインが継続中だがレンジ気味。 |
COT レポート | 前回:変わらず。実需筋サインがもうすぐ売りサイン点灯の可能性。 今回:変わらず。 |
総括 | 大局ドル安による下降トレンドを想定。基本は売り目線。 |
日足 | ドル円のテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:変わらず。第三MC終盤、序盤の上昇中で判断難しいがレフトトランスレーション目線。 今回:第三MC終盤、レフトトランスレーション目線は継続。 |
MACD・ ストキャス | 前回:強い下降サインが点灯。 今回:強い下降サインからの反転リーチ。 |
移動平均 乖離率 | 前回:下降方向を継続。 今回:下降したが0ラインまで戻る。 |
総括 | 月&週ピポットで抵抗中、20EMAまで来たので戻り売りチャンスと見る。 |
4時間足 | ドル円のテクニカル分析 |
---|---|
サイクル | 前回:第三4HC、レフトトランスレーション終盤 今回:第四4HC終盤、レフトトランスレーション目線。序盤の上昇終了と見る。 |
MACD・ ストキャス | 前回:下降サインが反転リーチ、MACDダイバージェンス発生。 今回:強い上昇サインだったが下降反転リーチ。 |
総括 | 新サイクルの上昇だったが各種サイクル的にも売りが優位、1σに触れば売る。 |
この記事が気に入ったら、下からTariTari(タリタリ)の登録をして貰えると、サイト運営の支えになります。
コメント