本記事は2023年1月22日時点、マスターの備忘を目的に、週末時点のマーケット分析記事です。
(マスター独自の用語を使うこともありますが、今のところ解説の予定はありません。)
翌週に反省を追記するようにしますので、事後的な参考情報として使用ください。
※こちらに掲載してある情報はあくまでマスターの備忘録が目的です。
※各商品の売買等に関する助言や勧誘などを行うものではありません。
※投資判断は全て自己責任で、損益も自信の判断結果として捉えるようお願いします。
マーケット概況
金利は基本的に下目線なのでドル安が大局。
一方で、FOMC前にFRBメンバーやWSJニック記者からタカ発言が出た場合、短期のドル高になることには注意が必要。
⇒ 1/29振り返り:大きな経済指標もなくどっちつかずのレンジで終わった。
商品市場は去年からの下降トレンドは終了したと考える。
上昇トレンド入りしたとするにはもう少し様子見したいところだが、それなりの調整が来ればロングを仕掛けるのには優位性があるように思える。
(リセッション懸念が織り込まれすぎていた可能性もある)
今すぐトレードするなら強すぎるゴールドの短期ロングだが、調整リスクも十分注意が必要。
⇒ 1/29振り返り:金利連動としたレンジ週となった。どちらかというと原油よりかはゴールドの方が上昇基調であった。
ダウは調整が浅く33500を中心とした上下500ドルの三角保ち合いに入った可能性。
日経は27000のレジスタンスに警戒しながら27200くらいまでは上昇目線、中長期のレンジ継続でも28000までの値幅が存在するためロング優位と考える。
⇒ 1/29振り返り:ダウは保ち合い継続。日経は結果的に27500まで上昇したが27200で利益確定してれば600円幅はとれたところ。
ユーロドルは上昇トレンドに転換はしているがいつ調整がきてもおかしくない。
日足レベルの押し目買いができる状態まで待ちたい。
ドル円は中期では戻り売りショート、短期ではトレンドブレイクのロングは考えられる。
⇒ 1/29振り返り:ユーロドルは陰線が出てきたので様子見として正解。ドル円はトレンドラインの抵抗が強くラインの引き直しとなった、粘り強く監視したいところ。
詳細分析
米国10年債利回り
【週足】
・サイクル:レフトトランスレーション
・オシレーター:MACD、ストキャス下降継続
⇒ 去年作った上昇チャネルは下抜け確定、3.3%を割るか注目
【日足】
・サイクル:第一MC、レフトトランスレーション終盤
・オシレーター:MACD、ストキャス、移動平均乖離率も下降継続範囲内
⇒ 3.5%のサポレジ転換による下降継続が期待
【4時間足】
・サイクル:第二4HC、レフトトランスレーション終盤、新サイクルの上昇は警戒
・オシレーター:下側で揉み合いレンジ形成、MACDはダイバージェンス
⇒ 下降継続目線だが、反発しても3.6%が抵抗になりそう。
ドルインデックス
【週足】
・サイクル:レフトトランスレーション継続中
・オシレーター:MACD、ストキャス下降継続
⇒ いずれくるサイクルボトム & 101.3あたりの反発は注意
【日足】
・サイクル:第三MC、レフトトランスレーション中盤
・オシレーター:下側で揉み合い気味だが下降圧力強い、移動平均乖離率もレンジ内
⇒ 101.3が一度で抜けるのか?反発はどれくらいかに注目
【4時間足】
・サイクル:第一4HC、レフトトランスレーション終盤、新サイクルの上昇は警戒
・オシレーター:上昇サインは出ているので調整くるか注意
⇒ 下降継続目線だが、101.3→104あたりまでの反発に注意
CRB指数
【週足】
・サイクル:新サイクルの上昇に入った可能性
・オシレーター:MACD上昇転換の可能性、ストキャスはまだ
⇒ 前週からの上昇で、去年からの下降チャネルを強く上抜け。
【日足】
・サイクル:第一MCに入って上昇中
・オシレーター:MACD、ストキャス、移動平均乖離率いずれもダイバージェンス後の上昇中
⇒ 直近高値を抜けば遂に上昇転換に目線を変えたい
原油CFD
【週足】
・サイクル:新サイクル突入、ライトトランスレーションの可能性
・オシレーター:MACDとストキャスが上昇転換サイン
・COTレポート:実需筋の買いサインはまだ
⇒ 去年からの下降チャネルは上抜け、上昇転換の可能性高い
【日足】
・サイクル:第一MC、ライトトランスレーション
・オシレーター:強い上昇トレンド発生中、ただ移動平均乖離率はピーク圏
⇒ もう安易に売れない、20EMAあたりで買い検討したい
【4時間足】
・サイクル:第三4HC、ライトトランスレーション終盤
・オシレーター:どっちつかずのグズグズ状態
・原油金レシオ:拮抗中
⇒ しっかりとした調整が来るまで様子見がよさそう
ゴールドCFD
【週足】
・サイクル:ライトトランスレーション
・オシレーター:強い上昇が継続
・COTレポート:実需筋の売りサインははるか遠い
⇒ 去年からの下降チャネルは上抜け確定
【日足】
・サイクル:第二MC、ライトトランスレーション
・オシレーター:強い上昇が継続、移動平均乖離率も上側で横這い
⇒ 原油同様で安易に売ることは難しい、原油以上に強く押し目もない
【4時間足】
・サイクル:第二4HC、まずは序盤の上昇中
・オシレーター:MACDヒドゥンダイバー出ているので押し目まだ先か…
・銅金レシオ:去年からの下降は終了、上昇相場入り目線
⇒ トレードできて短期ロング
ダウCFD
【週足】
・サイクル:ライトトランスレーション
・オシレーター:上昇継続中、下降転換はまだ
・COTレポート:実需筋の売りサインは終了
⇒ 去年からの下降チャネルは上抜き、20EMAが引き続き強くサポート中
【日足】
・サイクル:第三MC、ライトトランスレーション終盤
・オシレーター:MACD、ストキャス、移動平均乖離率いずれもレンジ状態
⇒ 三角持合いになる可能性もある、その場合は34300近辺がレジスタンス
【4時間足】
・サイクル:第二4HC、レフトトランスレーション
・オシレーター:MACDとストキャスが反転しそうだが揉み合う可能性も高い
⇒ 33500を中心としたレンジになる可能性
日経先物
【週足】
・サイクル:新サイクルの上昇中
・オシレーター:ストキャスの反転にMACDが続くか注目
⇒ 27000を抜ければ28000を目指しそう。抵抗されると25600再チャレンジか…。
【日足】
・サイクル:新サイクルの上昇中、ライトトランスレーション目線
・オシレーター:MACD、ストキャス、移動平均乖離率の何れも上昇サイン
⇒ おかしなサインが出るまでは上目線でいたい
【4時間足】
・サイクル:4HC終盤、ライトトランスレーション
・オシレーター:MACD、ストキャスともに上昇継続
⇒ レンジ中間の27300近辺まではまっすぐ上昇する可能性あり
ユーロドル
【週足】
・サイクル:ライトトランスレーション
・オシレーター:いずれも強い上昇継続
・COTレポート:実需筋の買いサインは終了
⇒ 去年の下降トレンド戻り高値を上抜け、サイクルボトムに向かう調整注意
【日足】
・サイクル:第三MC、新サイクル上昇中
・オシレーター:MACDダイバージェンスに警戒
⇒ ゴールド同様で安易に売ることは難しい一方、上昇の勢いは少し弱まっている
【4時間足】
・サイクル:第一4HC、ライトトランスレーション終盤
・オシレーター:MACDダイバージェンス続いており警戒
⇒ しっかりとした調整が来るまで様子見がよさそう
ドル円
【週足】
・サイクル:レフトトランスレーション
・オシレーター:MACD、ストキャスともに強い下降サイン
・COTレポート:実需筋サインは中立
⇒ 去年の上昇トレンド押し安値を抜けて下目線だが、127は一度で抜けない可能性
【日足】
・サイクル:第一MC、レフトトランスレーション終盤
・オシレーター:MACD、ストキャス、移動平均乖離率いずれも底値り
⇒ ショートは新サイクルの上昇による戻り高値をしっかり待ちたい
【4時間足】
・サイクル:第三4HC、レフトトランスレーション終盤
・オシレーター:MACD、ストキャスどちらも反発上昇しているが続くかは要注意
⇒ 下降トレンドラインを抜けば短期ロングできる可能性あり
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